スケッチは、絵筆と絵具と紙があればできる手軽な趣味だと言えるでしょう。
水彩で描く風景画は、小学校の授業で誰でも経験したに違いありません。
風景スケッチは、印象に残った風景を記憶にとどめ懐かしく思い出せるツールです。
スケッチの技術が向上したら、ますます描画が楽しくなるでしょう。
今回の記事では、スケッチのスキル向上が期待できるユーキャンの風景スケッチ講座について紹介します。
風景スケッチとは?
全ての景色が題材に
風景スケッチの題材に困るということはありません。
自宅周辺を散歩していた時にふと見かけた路傍の花を取り巻く景色や、旅先で見つけた雄大な山の稜線や海の水平線など、何でも風景スケッチの題材となるのです。
「これは目に焼き付けておきたい」と感じた風景を描けば立派な風景スケッチとなり、描いた絵を後日眺めるたびにその時の感動を思い起こすことができるでしょう。
少ない画材で手軽に描ける
風景スケッチは、大げさな画材道具が必要ありません。
どこにでも手軽に持っていけるスケッチブック・絵筆・絵の具さえあれば十分です。
絵筆の使い方も、プロにしかできないような特殊な技術は不要です。
シンプルな画材であっても、水彩絵の具の調整次第で深みのある色彩を表現できるでしょう。
また、スケッチは短時間で描き上げることが可能なので、気軽に絵筆を手にとって描き始めることができます。
趣味の幅が広がる
風景スケッチを始めるのに、年齢や性別の違いは関係ありません。
誰でもいつでも始められます。
一度描き始めたら次第に個性あふれる描画が完成するようになり、生涯の趣味として楽しめるでしょう。
水彩画のほかにも、油絵や貼り絵から色鉛筆やコンテまで様々な画材を利用することにより楽しみの幅が広がります。
自己流の描画でも相当楽しめますが、風景スケッチの技法を学べば技量が上がってもっとスケッチの醍醐味を満喫できるでしょう。
ユーキャンの風景スケッチ講座では、いろいろな題材で練習しながら風景画の基本を学習できます。
旅行の楽しみが増える
自宅周辺の見慣れた景色をスケッチするのも楽しいですが、旅先の美しい風景を描画にするのは格段に楽しさが違います。
旅に出たら題材を探すようになり、景色を見る目も変わるかもしれませんね。
これといった題材が見つかったら、スケッチして絵葉書を作り旅先から友人や家族に送る楽しみもできます。
一瞬で完了する写真と異なり、 スケッチは景色をゆっくりと味わいながら描くので、ぼんやり眺めていただけでは気付かない細かい点にも目が行き届くようになり、新たな発見があるでしょう。
後日スケッチを見ると旅先で感じた風や匂いを思い出すことができます。
旅の思い出を満載した風景スケッチは、何よりも貴重な自分へのお土産となるに違いありません。
日々の出来事をスケッチできる
毎日の些細な出来事を絵日記風に記録することもできます。
どこへでもスケッチブックを持参して、気が向いたらスケッチするという生活を楽しめます。
これまで何の変哲もなかった身近な景色が、新鮮な輝きを放って見えるかもしれません。
仲間と一緒に楽しめる
風景スケッチは、一人で黙々と楽しむだけでなく、友人を誘って画板を並べスケッチに没頭する楽しみ方もあります。
同じ風景をスケッチしても、個人によって見え方が違うので完成品を見比べてみるのも一興と言えるでしょう。
ユーキャンの風景スケッチ講座の特徴は?
スクール名 | 金額 (税込) |
学習期間 |
---|---|---|
ユーキャン | 29,000円 | 3ヶ月 |
わずか3ヵ月で技術が身に付く
本講座を受講すると、自己流ではなかなか身につけられない遠近感や空気感を表現するテクニックや水彩画の着彩方法などを、初心者でもわずか3ヵ月で習得できます。
こうした技法を駆使できるようになると、風景スケッチに立体感が出て全体的に描画の雰囲気が引き締まったものに変化するでしょう。
プロの制作過程が見られるDVD教材付き
プロ画家が水彩画を描くプロセスを動画で視聴することができます。
プロの筆さばきを目の当たりにすると、絵筆の使い方などで開眼する思いになるかもしれません。
描画の過程だけでなく、題材選びから始まりスケッチの構図の決定から絵の仕上げまで、一部始終が付録のDVDに収録されています。
映像を視聴していると、目の前に講師がいて個人指導を受けているような気がしてくるでしょう。
ひとりひとりの個性を活かしたアドバイス
自分で描き上げた描画は、講師による個別指導を受けることができます。
画一的な技術指導ではなく、受講生の構図や発想を大切にして、個性を生かした指導を行います。
丁寧な個別指導を受ければ、構図の取り方や色彩の配置などの点で、スキルアップできるでしょう。
必要な画材が一式セット
教材に掲載された水彩画に使われている画材が一式セットとして受講生のもとに送付されます。
初心者でも使いやすく、コンパクトで持ち運びの便利な画材が手元に届くので、直ちに風景スケッチに利用できます。
学習のカリキュラムは?
まずは線画や着彩の基本を学ぶ
水彩スケッチをする際の鉛筆の持ち方という基本的な事項から学びます。
その後、線画の基本として線の引き方や図形の描き方を学習し、水彩絵の具の着彩技法なども身につけられます。
手早く描く方法を学ぶ
どこでも手軽にスケッチできる風景画を目指して、おおまかな形を把握して簡略した表現で描くというスケッチ方法を学んでいきます。
スケッチに欠かせない構図の取り方や対象の捉え方に必要なコツも、わかりやすく丁寧な解説により習得できます。
水彩絵の具独特の特徴を理解し色付けに生かす方法も紹介します。
近景・中景・遠景の表現を学べる
風景画の重要な要素として、遠近感が挙げられます。
遠近感を出せるようにするためには、近景・中景・遠景の構図や着彩に関する技術を学ばなければなりません。
近景・中景・遠景という概念を意識すると、描画に立体感が生まれるでしょう。
遠近法を学ぶ
本講座では、空気遠近法を教授します。
空気遠近法とは、遠方の事物を青い色彩でぼんやりとした輪郭で描く技法です。
上記の近景・中景・遠景の原則も採用して描けば、より立体感が増すでしょう。
透視図法を学ぶ
さらに、本講座で1点透視図法と2点透視図法を学ぶことができます。
1点透視図法は、奥行き感・遠近感を表現するうえで不可欠と言える技法です。
1点透視図法は難しそうに見えますが、原理を理解すればさほど難解ではありません。
本講座のテキストはコマ割りでわかりやすく透視図法の原理を説明しています。
2点透視図法は建物のスケッチに使う技法で、風景に立体感のある建物を加えられるようになり、さらにスケッチが楽しくなるでしょう。
教材やテキストは?
基本的な教材の内容について
ユーキャンの風景スケッチ講座に使う教材は、テキスト・DVD・画材一式セットです。
全6回のレッスンから成るテキストは、写真やイラストをふんだんに使って、画材の使用法や線画・着彩の技法などが初心者でも一目でわかるように構成されています。
プロの画家の描画のプロセスがコマ割りで細かく掲載されているので、テキスト通りに描いていけば、プロの技法を生かした手法を自然に身につけられるでしょう。
空気遠近法や透視図法といったスケッチに必要なスキルも、無理なく段階的に学べるよう工夫されています。
副教材について
DVDでは、プロの画家が描画していく様子を構図作りから完成までじっくりと観察することができます。
プロの手元を十分に観察できるため、細かいテクニックを習得できるでしょう。
重要なポイントは、繰り返したりスロー再生したりして身につくまで徹底した学習が可能になっています。
講師は目の前の受講生に語りかけるように描画を進めていくので、まるで個人授業を受けているような気分で視聴できます。
付録の画材は一式セットがコンパクトなサイズにまとめられており、これさえあればどこでもスケッチができます。
サポート体制は?
丁寧な添削指導あり
本講座を受講すると、受講生の作成した描画について丁寧な添削指導が受けられます。
添削の際に付与されるアドバイスは、受講生の作成した描画のカラーコピーに記載されるので、原画に加筆することはありません。
助言を書き入れたコピーと原画は同時に返送されます。
気軽にメールで質問できる
テキストで描画方法を学んでいく過程でわからない点があれば、気軽にメール等で講師に質問できます。
ただし、質問回数は無制限ではなく、一定の制限がかかることもあるので注意しましょう。
ユーキャンの講座は「学びオンライン プラス」という受講生専用インターネットサービスを提供しており、スマホで動画を視聴することもできます。
講座の受講期間を延長できる
また、本講座の標準学習期間は3ヶ月ですが、受講生の事情に応じて受講開始から12ヶ月まで延長でき、添削指導や質問回答など全てのサービスが利用可能です。
最後に
スケッチは何歳から始めても楽しめるし、指先に神経を集中する描画は高齢者の認知症予防の効果も期待できます。
風景画を描く際に、空気遠近法や透視図法など描画の技法を高めるテクニックを使えるようになれば、絵に立体感が出て上達したという充実感・達成感を味わえます。
ユーキャンの風景スケッチ講座で様々な技法を学び、スケッチに生かして画力を向上させ、風景スケッチを生涯楽しめる趣味にしましょう。
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