恋人と別れたことが原因で、同棲を解消してしまうこともありますよね。
特に、「この人とは合わない」「この人のこういうところが嫌い」と思っていて別れてしまうカップルも大勢いると思います。
しかし、同棲解消後に別れてみると、自分の中での相手の存在の大きさに気付いて、復縁したいと思い悩む人も多いようです。
一度、同棲を解消している相手でも、果たして復縁することは可能なのでしょうか?
それは、復縁するための方法やコツをしっかりと押さえた上で行動することが重要になります。
ここでは、同棲解消から復縁するための方法・コツや、注意点などについて、詳しく見ていきたいと思います。
同棲を解消しても復縁する可能性はある?
同棲を解消してしまったら、二度と復縁することはできないと考えている人は多いのではないでしょうか。
実際のところ、同棲を解消したとしても、復縁することに成功しているカップルは存在します。
中には、復縁をきっかけに結婚をしたカップルも決して少なくはありません。
しかし、同棲を解消した理由によっては、復縁することも厳しくなるのが現状です。
復縁することが厳しいと考えられている理由は、以下の通りです。
・浮気をしていた
・婚約破棄をされた
・暴力を振るっていた
・モラハラをしていた
・多額の借金をしていた
・経済的DVをしていた
上記の理由から、同棲を解消して恋人と別れたのであれば、どんなに相手に未練が残っていたとしても、復縁することは厳しいでしょう。
裏を返せば、上記の理由を除けば、復縁できる可能性が少なからずあるということです。
ただし、復縁することを望んでいるのであれば、復縁するための方法やコツをしっかりと押さえておく必要があります。
これをしっかりと押さえておかないと、復縁できる可能性がかなり下がってしまうので、注意しましょう。
同棲解消から復縁のために覚悟しておくこと
同棲解消から復縁のために覚悟しておくことは、以下の通りです。
- 同棲解消はすぐに行うこと
- 以前とは違う自分を見せること
- 結婚の意識を強く持つこと
それでは、それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
同棲解消はすぐに行うこと
同棲しているカップルの多くは、別れ話が出てからも、お互いが出ていくまでは同棲を続けると思います。
しかし、この同棲期間が長くなればなるほど、相手に対して嫌な気持ちが蓄積されてしまいます。
別れを切り出した方が相手の方からであれば、尚更ですよね。
そのため、別れ話が出てからは、同棲解消できるようにすぐに行動に移すようにしましょう。
この時の行動が、早ければ早いほど、相手からの印象は悪くならずに済みます。
また、どうしても一緒に住まなければならなくなった時でも、寝室を別にするとか、休日は外に出かける等、一緒に居る時間を極力減らすだけでも十分効果的です。
とにかく、相手に対して最後まで誠意を見せること、これが一番重要です。
以前とは違う自分を見せること
同棲を解消して別れた相手と復縁するためには、以前とは違う自分を見せることが重要です。
なぜなら、以前と同じ自分でアピールすれば、「何も変わってないじゃん」という悪い印象を抱かれてしまい、復縁できる可能性がほぼゼロになってしまいます。
そうならないためには、相手に見直してもらう努力をすることが必要不可欠です。
自分を変えるのは簡単なことではありませんが、かつて恋人だった相手が嫌だと思っていたことくらいは変える努力をしないと、幸せを掴むことはできません。
辛い思いを乗り越えてでも、相手と復縁したいという気持ちを糧にして、それなりの覚悟を持って努力することが重要です。
結婚の意識を強く持つこと
同棲を経験していると、相手の良いところや悪いところは十分に把握していると思います。
相手と復縁するとなると、相手の良いところや悪いところも、すべて受け止めた上での復縁になるのは明らかです。
つまり、同棲解消後に復縁したいと申し出るのであれば、必ず、結婚の可能性は視野に入れておく必要があります。
最近では、事実婚や別居婚などの形も増えてきましたが、法律婚が圧倒的に多いのが現状です。
そのため、相手との将来を見据えて、結婚前提になることを覚悟した上で復縁してほしいと堂々と言える状態にしておくことが重要です。
同棲解消から復縁する方法・コツとは?
同棲解消から復縁する方法・コツとは、以下の通りです。
- 冷却期間を置く
- 同棲解消および別れた理由を考える
- 相手との関係を充実させるための自分磨きをする
- 連絡のタイミングを見極めて関わりを増やす
- 復縁のタイミングを見極めて告白する
それでは、それぞれの方法・コツについて、詳しく見ていきましょう。
冷却期間を置く
同棲解消および別れた理由には、様々なものがありますよね。
特に、相手から別れを切り出された場合には、相手はあなたとの関わりを一刻も早く断ちたいと考えているのが本音だと思います。
中には、「全然気にしないよ!」「別れても余裕で友達に戻れる!」という人もいるでしょうが、それに当てはまるのは、ごく少数派の方たちでしょう。
また、別れた時の状態や雰囲気が著しく悪い場合には、関係を修復するのに相当の冷却期間が必要になることもあります。
この冷却期間がどれくらい必要なのかは、連絡のタイミングを見極める時期を見計らって調整する必要があるので、注意しましょう。
同棲解消および別れた理由を考える
冷却期間の間に必ずやるべきことは、同棲解消および別れた理由を考えることです。
同棲解消および別れた理由は、1つだけとは限りませんよね。
相手から別れを切り出された理由も、自分から別れを切り出した理由も、見つめ直してみれば、いくつか当てはまる理由があるはずです。
それらが積み重なって、その中でも、一番目立っていた点が、同棲解消および別れた理由になっているだけなのが現状です。
だから、相手が嫌がっていた素振りを見せていた言動や行動を改めて見つめ直して、根本的な原因は何かを考えることが、復縁では非常に重要になります。
相手との関係を充実させるための自分磨きをする
同棲解消および別れた理由を考えた後は、その理由となった欠点などを克服するための自分磨きを徹底しましょう。
自分磨きについても、冷却期間の間に行っておくことが重要です。
上述した通り、「以前とは違う自分を見せる」ために自分磨きをする必要があるわけですが、完璧に別人になれと言っているわけではありません。
例えば、相手が洗濯物を取り込んでそのまま放置していたり、掃除をするのを忘れてしまった場合に、自分がすぐに怒鳴って手が付けられなくなるのが別れの原因だとします。
これは、相手に対する怒りをそのままぶつけてしまったから、別れの原因になってしまった例になります。
では、どう改善すれば良いのかと言えば、相手に対する怒りをぶつけてしまわないように、一旦我慢することを覚えることです。
そのまま我慢し続ければ良いのではなく、怒りも時間が経てば落ち着いてくるので、気持ちが落ち着くのを待ってから、どうしてほしいかを相手に伝える方が効率的ですよね。
このように、どのように改善すればトラブルにならないかを突き詰めて自分磨きをすることで、「以前とは違う自分を見せる」ことができます。
自分一人ではわからないのであれば、友人・知人などに相談して、相手との関係を充実させることができる自分になるように努力してみましょう。
連絡のタイミングを見極めて関わりを増やす
連絡のタイミングを見極めて関わりを増やすことも、復縁には必要不可欠です。
これは、冷却期間が終わってから行うべきなのですが、相手が精神的に落ち着いてきたタイミングを見極めることが重要です。
とはいっても、自分でそれを判断するのは非常に難しいですよね。
そのため、協力してもらえる知人・友人がいるのであれば、周囲に協力を仰いで、恋人の有無や、恋愛への意欲などをそれとなく確認してもらうようにしましょう。
もし、自分しか頼れないというのであれば、「同棲していた部屋に忘れ物をした」だとか、「借りていたものを返却したい」などを口実にして連絡をとるのも良いでしょう。
この連絡に対して、返事が好意的なのであれば、少しずつ連絡の頻度を増やしていっても問題はないです。
ただし、返信が返ってきていないのに何通も送るのはNGなので、相手からの返信がくるまでは極力待つようにしましょう。
復縁のタイミングを見極めて告白する
上記の過程を経て、「復縁まで、あと一歩!」というところまできたら、あとはアタックするのみですよね。
復縁を成功させるためには、告白するタイミングをしっかりと見極めることが重要です。
それでは、復縁を成功させるための最低限の条件について、確認しておきましょう。
- 相手とのラリーが続いている
- 何度か会うことができている
- 相手から誘われることが増えた
- 好意的な言葉をもらっている
- 以前のような関係性が戻ってきている
この中でも、敏感に感じ取ることができるのが、恋人同士だった頃の二人に戻ってきている状態ではないでしょうか。
必ず、復縁することができると保証するものではないですが、これらの条件が当てはまるのであれば、復縁できる可能性はかなり高いと言えます。
また、これらの判断基準は確実性が高いものを厳選しているので、相手との関係性が戻ってきているのであれば、自分の気持ちを素直に伝えてみるのも良いでしょう。
同棲解消から復縁する場合の注意点とは?
同棲解消から復縁する場合の注意点とは、以下の通りです。
- 復縁を急がないこと
- 執拗に迫ることはしないこと
- 相手に変わってもらおうとしないこと
それでは、それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
復縁を急がないこと
相手と復縁したいと考えているのであれば、復縁を急ぐことは絶対に止めましょう。
上述したように、復縁したいと望むのであれば、冷却期間は絶対に設けることが重要です。
また、冷却期間を置いたとしても、復縁を急いでいることを悟られるようなやりとりはNGです。
一度、同棲を解消していると、復縁を急がれると自粛してしまいますよね。
復縁を成功させるためには、上記のような方法の手順を踏んで、時間をかけて仲を深めていくことが重要です。
執拗に迫ることはしないこと
復縁を急がないことと似ていますが、復縁を執拗に迫ることもNGです。
それほど、好意的に思っていない人から何度も「いつ会える?」「もっと話そうよ」と言われ続けると、うっとうしく感じてしまいますよね。
復縁を成功させたいのであれば、「焦らず、ゆっくりと行動する」ことが重要です。
相手に変わってもらおうとしないこと
復縁を成功させたいのであれば、相手に変わってもらおうとするのはNGです。
自分を変えようと思っても、小さい頃から身についた価値観や考え方などは、なかなか変えることができないのが普通ですよね。
自分を変えるためには、相当の努力が必要になります。
そのため、自分が復縁したいという理由で、相手に変わってくれと要求するのは間違っています。
相手に求めるばかりだと、復縁できる可能性ははるかに下がってしまいます。
相手にも改善したいと思わせられるくらい、まずは自分が努力することが重要です。
同棲解消から復縁するためには、タイミングが重要!
同棲解消から復縁するためには、じっくりと時間をかけて準備することが重要です。
冷却期間の後、相手との繋がりを作ることが重要ですが、連絡するタイミングを間違えてしまうと、印象が下がってしまいます。
また、相手との繋がりができたとしても、復縁を告白するタイミングを間違えてしまうと、せっかく積み重ねてきたチャンスを逃してしまうかもしれません。
復縁を成功させるためには、上記を参考に、自分磨きもしっかりと行った上で、タイミングを見極めてアピールしていきましょう。