妊娠中に飲み会に行く旦那が許せない?イライラする時の対処法3選を紹介

妊娠中は夫に優しくして欲しくても、仕事の付き合いだからと飲み会に行かれてしまい、イライラが溜まって困ることがありますよね。

ここでは、そんな旦那さんの飲み会を自粛させるメリットやデメリットについて解説します。

また、飲み会に参加するときの対処法についても触れていきますので、旦那の飲み会が許せないという方はぜひ参考にしてください。

記事の執筆者
LS編集部

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妊娠中に夫にイライラする理由は?

妊娠中に夫にイライラするのには理由があります。大きな理由は次の2点です。

ホルモンバランスの変化

妊娠をすると、身体には様々な変化が起こります。人により症状は違いますが、よくあるのがイライラしやすくなることです。

通称ガルガル期とも言われ、ちょっとしたことで頭に血が上ってイライラしてストレスが溜まりやすくなります。ストレスが溜まると身体にも良くありませんので、ガルガル期とうまく付き合うことが大切です。

そして、イライラの原因は、ホルモンバランスが関係しています。女性は妊娠するとエストロゲン、プロラクチン、プロゲステロンといったホルモンが増加します。分娩するとそれらは急激に減りますが、それまでは徐々に女性ホルモンは増加し、女性ホルモンのうちプロゲステロンとエストロゲンがイライラや頭痛に繋がります。

パートナーの協力が足りないから

イライラの原因は女性ホルモンだけではなく、パートナーの協力関係が影響することもあります。例えば、妊娠してつわりが酷い時にパートナーが家事をしてくれなかったり、優しい言葉をかけてくれなかったらイライラは溜まりやすいでしょう。

妊娠は病気ではありませんが、病気以上に症状が辛い場合もありますので、パートナーの理解と協力がとても大切です。特に、男性は女性の妊娠による痛みや症状を自身の身体で味わえないため、相手が妊娠しても今までと同じつもりで接してしまう方もいます。

妊娠中にイライラしてパートナーに八つ当たりしたら、冷たくされて更に協力してくれなくなってしまったという泥沼にもハマりやすいです。そのため、理解と協力を得られるように、妊娠前からお互いにコミュニケーションを取っていきましょう。

妊娠中に夫が飲み会に参加するメリットは?

妊娠中に夫が飲み会に参加するメリットとしては、次の2点が考えられます。

産前の時間があるうちにリフレッシュして貰える

妊娠中のイライラする時期に夫が仕事の付き合いで飲み会に参加すると聞くと、更にイライラしてしまう人もいますが、夫が飲み会に参加するのはデメリットばかりではありません。

例えば、夫がリフレッシュできるメリットがあります。夫は妻が妊娠していると気持ちが落ちつかず、心が休めなかったりします。心が休めないと男性もストレスが溜まり、妊娠している妻に対して強く当たってしまう原因となります。

妊娠中はお互いにストレスが溜まらないようにすることが大切です。お酒を飲んで、短時間でも仕事や家庭のことを忘れてリラックスできる時間を持つことで、夫もリラックスして優しくなってくれる可能性があります。

産後に協力的になる

夫婦は妊娠する前も、出産した後も一緒に人生を歩んでいくパートナー関係です。妊娠中に夫が飲み会に参加することを否定し、夫の行動を強く縛ってしまうと、出産後の関係にヒビが入ってしまう恐れがあります。

逆に妊娠中も夫の行動に理解を示し、適度に飲み会に参加することを許容してあげれば、産後に協力的になってくれる可能性は高いでしょう。全ての男性が協力的になるわけではありませんが、男性にとっても行動を束縛されるのはストレスになりますので注意しましょう。

妊娠中に夫が飲み会に参加するデメリットは?

妊娠中に夫が飲み会に参加することはメリットだけではなく、デメリットもあります。

しっかり把握しておきましょう。

コロナウイルスなどの感染リスク

飲み会はリフレッシュ出来るというメリットもありますが、コロナウイルスなどに感染するリスクもあります。特に参加者が大勢いる場合、感染するリスクが更に高くなります。

そのため、コロナウイルスやインフルエンザなど感染症が流行っている時は、飲み会への参加は見送ったほうが安心です。また、各種感染症に夫が感染してしまうと、それが家族に広まってしまう可能性もありますので注意しましょう。

万が一の時に運転ができなくなる

もう一つ気を付けなければいけないことは、万が一の時に運転が出来なくなることです。夫と2人暮らしをしている場合、夫が酔いつぶれて運転できないと破水した時などの緊急事態への対応で困ることがあります。知り合いや家族が近くに住んでいれば良いですが、そうでない場合、深夜に突然破水してしまったら救急車が来るまで待たなければいけなくなります。

救急車もコロナウイルスなどの感染症が流行っているときや、道の状況によっては中々来られない場合もあります。万が一の事態が起きた時の対応が遅れてしまう可能性があるため、2人暮らしをされている方はそのデメリットも理解しておきましょう。

夫が飲み会に参加する時の対処法3選

夫が飲み会に参加する場合、次の3点はしっかり検討してもらいましょう。

いつでも連絡が取れるようにしてもらう

何かと不安になりやすい夫の飲み会では、いつでも連絡が取れるようにしてもらうと安心です。常にスマホの電源をONにして、決まった時間に連絡をしてもらえば連絡がつかなくて不安になることも少なくなるでしょう。

また、連絡して直接話せば、どの程度酔いが回っているかもある程度把握できるメリットもあります。飲みすぎて正常な判断が出来なくなる前に、帰ってくるように連絡することも可能です。

お土産などお礼をしてもらう

夫が飲み会でおいしい物を食べてお酒を飲んでいるのに、自分は家で留守番だと不満やイライラも溜まってしまいます。その解決方法として有効なのが、お土産などのお礼をしてもらうことです。夫が帰ってきたと同時に何かお土産がもらえるとわかっていれば、帰ってくるまでの時間も耐えやすくなるでしょう。

宅飲みにしてもらう

宅飲みにしてもらえば、夫が飲み会に出かけて目の届かない場所に行くこともなくなり安心です。また、客人も妊娠している奥さんの前でベロベロに酔って迷惑をかけにくくなりますし、早く帰ってくれる場合もあります。

お金も工夫すれば安くおさえられるのも宅飲みのメリットですので、どうしても飲みたい場合は宅飲みにしてもらえないか提案してみるのも一手です。その他、宅飲みなら沢山の人が周りにいますので、もし何かあったときにも心強いでしょう。

夫に飲み会に参加しないでもらう方法は?

どうしても夫に飲み会に参加してほしくないという場合は、よく話し合いましょう。

頭ごなしの否定は良くありません。次の2点を意識しましょう。

リスクなどを真剣に伝える

仕事上どうしても参加しなければ行けない飲み会もありますが、本心としては夫に飲み会に参加して欲しくないときもあります。そんなときは、まず飲み会に参加するリスクをしっかり説明して、本当に行かなければいけない飲み会か考えてもらいましょう。

例えば、コロナウイルスなどに感染するリスクを話すのも一つですし、夫が飲み会に行っている最中に救急車で運ばれたというようなネットの事例を話すのも手です。本人が気付いていなかったリスクなら、納得して飲み会に参加するのを諦めてくれる可能性があります。体調が悪くなっていたのなら、それを率直に話すと飲み会に行って欲しくない気持ちがより伝わるでしょう。

飲み会を避けた仕事の仕方を考えてもらう

飲み会に参加しなくても良いように、飲み会を避けた仕事の仕方も考えてもらいましょう。考えてもらうことで、夫の無意識の中で何となく飲み会に参加したい気持ちを抑制できる場合があります。

また、飲み会の前に必ず電話をしてもらい、断りやすくするといった方法もあります。

お互いにコミュニケーションを取ることが大事

妊娠中は何があるか分かりませんので、常に万が一の事態に備えることが大切です。そして、万が一の事態が起きたときに頼れる存在が夫です。

夫に協力的になってもらえば、妊娠と出産もしやすくなります。飲み会の前も後もお互いにうまくコミュニケーションを取り、ストレスや鬱憤を溜めずに解決できる方法を模索していきましょう。

そこでの協力関係は、出産後にもつながるはずです。