「別れた彼は今、どんなことを考えているの?」「今連絡して、復縁できる見込みはある?」冷却期間中は、彼が何を考えているかどうしても気になりますよね。
人の気持ちは変化するもの。冷却期間中の男性心理も、時間が経つにしたがって少しずつ変化します。彼との復縁を望むのなら、別れた彼が今どんな心境でいるのかを推測しなければなりません。
今回は、冷却期間中の男性心理がどのように変化するか、時間を追って詳しく解説します。
冷却期間の目安や冷却期間後の連絡の仕方についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
冷却期間中の男性心理とは?どのように変化する?
冷却期間中、彼はなにを思って過ごしているのでしょうか。例外もありますが、一般的に男性心理は次のようなパターンで変化していきます。
- 【冷却期間直後】自由や開放感を感じている
- 【冷却期間2週間後】相手が今何をしているか気になる
- 【冷却期間1ヶ月後】寂しさを感じている
- 【冷却期間1ヶ月後以降】自分の言動に後悔を感じている
彼は今どの段階にあるのか、ひとつの目安にしてみてください。
【冷却期間直後】自由や開放感を感じている
冷却期間をおきはじめてすぐのうちは、自由や開放感を感じている男性がほとんどです。
別れに至るほどですから、彼もあなたとの交際になんらかのストレスを感じていたはず。距離をおくことで、ストレスから解放されて、清々した気分になっていることでしょう。
一人の時間を充実させたり、気ままに友人と遊んだり、はたまた他の女性との交流を楽しんでいるかもしれません。付き合っていた頃はあなたに気兼ねしてできなかったようなことも、自由に楽しんでいるのです。
【冷却期間2週間後】相手が今何をしているか気になる
冷却期間2週間後頃は、あなたが今何をしているのか気になりだすタイミングであると考えられます。
彼自身、別れた直後の開放的な気持ちも落ち着き、毎日を淡々と過ごすようになる頃でしょう。
これまでと違うのは、あなたと顔を合わせることも、連絡を取り合うこともないということ。日々の中にあなたという存在がいないことを実感し、「今なにしてるかな…」とふと考えてしまいます。
しかし一方で、「別れを選んだ自分の判断は間違っていない」と信じたい気持ちも持ち合わせているもの。別れを後悔する気持ちには無意識のうちにフタをしているとも考えられます。
【冷却期間1ヶ月後】寂しさを感じている
冷却期間も1ヶ月を経過すると、彼はあなたがいない寂しさを自覚するようになります。
この頃には、別れの直後にあなたに対して感じていたネガティブな印象も薄れているはず。一人でいることに物足りなさを感じ、あなたと付き合っていた日々を思い出すことも増えるでしょう。
仕事や趣味であえて忙しくしたり、新しい恋を探したりと、寂しさを紛らわそうとしているかもしれません。
また、時間をおいたことで、自分の素直な気持ちを冷静に考えられるようになります。「別れてよかったのだろうか」と、気持ちが揺らぎ始めるのもこの頃です。
【冷却期間1ヶ月後以降】自分の言動に後悔を感じている
寂しさが募るほどにあなたという存在の大きさに気付き、別れを本格的に後悔するようになります。
自分にも悪いところがあったと反省し、あなたに謝りたいという気持ちも抱くようになるでしょう。彼の中にも、復縁を望む思いが芽生えていることも大いに考えられます。
個人差はありますが、この段階まで男性の心境が変化するには1ヶ月~3ヶ月ほどかかるもの。時間をおいてはじめて、彼に後悔する気持ちが生まれるのです。
冷却期間はどれくらい空けるべき?
冷却期間をどれくらい空けるべきかは、別れの理由や別れたあとの彼との関係性にもよります。
一般的な冷却期間の目安に加え、冷却期間を長くとるべきケース、短くとるべきケースについても確認しておきましょう。
冷却期間は3ヶ月が目安
一般的に、一度別れた相手との冷却期間は、3ヶ月程度空けるべきとされています。
3ヶ月あればお互いの気持ちも落ち着き、物事を冷静に考えられるようになるでしょう。あなたに対するネガティブな感情も和らいでいるため、連絡をしたとしても受け入れてもらえやすくなります。
また、彼にもう一度振り向いてもらうためには、別れの原因となった自分の悪いところを改めなければなりません。自分を変えるという意味でも、3ヶ月という期間は妥当であるといえます。
冷却期間を長くとった方がいいケース
別れ際にひどくもめてしまったり、彼から連絡を拒絶されていたりといった場合は、冷却期間を長くとった方がよいでしょう。
この場合、彼があなたに対して抱いている負のイメージを払拭するために、通常よりも時間がかかると推測されます。
別れから3ヶ月後では、まだ連絡をとりたくないと思われてしまうことも。目安として、半年~1年ほどは距離をおくようにしてください。
また、「他に好きな人ができた」というような理由で振られてしまった時も、同様に長い冷却期間を設ける必要があります。
すでに他の女性と彼が付き合っているのなら、別れを待つべき。彼がまだフリーであっても、他の人に気持ちが向いたままではこちらに興味をもってはもらえません。
彼の恋心が落ち着くのを待つためにも、半年ほどは冷却期間を空けた方がいいでしょう。
冷却期間を空けすぎない方がいいケース
逆に、冷却期間を空けすぎない方がいいケースもあります。
まずは、突発的なケンカの勢いで別れてしまったケース。
一時的な感情の高ぶりはそう長くは続きません。あなたも彼も、「どうして別れてしまったのだろう」と早い段階で後悔することでしょう。
時間をおきすぎるとかえって気まずくなり、関係を修復することがむずかしくなってしまいます。頭を冷やすことができたら、1週間から2週間ほどで連絡を入れるようにしてください。
彼の方からあきらかに未練を感じる場合も、冷却期間を長くとる必要はありません。別れたあとも彼から連絡が来るのなら、あなたとの関係が切れてしまうことを恐れているとも考えられます。
彼も意地やプライドが邪魔をして、復縁を申し出せずにいるのでしょう。あなたの方から歩み寄る姿勢を見せれば、復縁もきっと叶うはずです。
冷却期間中にするべきことは?
冷却期間は、ただ時間が過ぎるのを待てばいいというわけではありません。
復縁を望むのであれば、冷却期間中の過ごし方も気をつけましょう。
彼と連絡を取らないようにする
冷却期間中は、彼との連絡を一切取らないようにしましょう。
仕事の関係などでどうしても連絡を取らざるをえない場合も、必要事項のみの連絡にとどめてください。
別れたあとに冷却期間を設けるのは、彼の中にあるあなたに対するネガティブなイメージをリセットするため。充分に期間をあけないうちに連絡してしまうと、あなたの印象も修復されないままになってしまいます。
未練を悟られることで、彼が距離をおいてしまう可能性も否定できません。
つらく感じるかもしれませんが、今はじっと耐えるとき。彼の心境が変わることを信じて、時が経つのを待ちましょう。
なお、彼の方から連絡が来る場合は、この限りではありません。しかし、相手も復縁を望んでいると確信できるまでは、好意を感じさせないような対応も必要となります。
別れの原因と向き合う
冷却期間中は、別れの原因としっかり向き合いましょう。
別れるに至ったのには、なにかしらの原因があるはずです。彼があなたの言動に対して不満を抱いていたのかもしれませんし、お互いの気持ちのすれ違いが原因かもしれません。
なんにせよ、別れの原因と向き合う姿を見せなければ、彼も復縁に応じようという気にはならないでしょう。
また、仮に彼にも未練があって復縁が叶ったとしても、一度別れた原因が解消されていなければまた同じ道をたどってしまうことも考えられます。
別れの原因をはっきりさせて、自分に非があれば改善できるよう努力する。復縁を目指すうえで、極めて重要なポイントであると考えておいてください。
自分磨きで冷却期間前よりイイ女になる
冷却期間中は自分磨きに励み、より魅力的な女性になりましょう。
一度離れてしまった彼の心を取り戻すには、別れる前と同じ状態では不充分です。再び恋愛感情を持ってもらうために、以前とは変わった姿を見せなければなりません。
分かりやすいところでは、ダイエットやファッションに気を使って外見を磨いてみるといいでしょう。また、資格の取得を目指すなど、内面をアップデートすることも魅力アップにつながります。
自分磨きに励むことで、つらい冷却期間も前向きに乗り越えることができるというメリットもあります。イキイキとしているあなたの姿を目にすれば、彼も自然と復縁を意識するようになるかもしれません。
冷却期間後に男性にアプローチするには?
冷却期間をおいたからと、むやみに連絡してしまっては意味がありません。
冷却期間後に彼にアプローチするには、次のポイントに気をつけてください。
好意を匂わせず連絡する
彼に連絡を入れる際は、好意を匂わせないようにすることが大切です。できるだけ事務的な連絡で、彼の反応をうかがってみてください。
冷却期間があけてすぐの段階で好意や未練を悟られると、彼は警戒してしまいます。彼側にまだ復縁する気がない場合、連絡を拒絶してしまうことも考えられるでしょう。
まずは彼から返信をもらうことを目的に、連絡してみてください。例えば、「元気にしてる?借りてた本、返したいんだけど…」「〇〇ちゃんの連絡先教えてくれない?間違えて消しちゃって」といったような内容なら、彼も返信しやすいはず。
彼の警戒心を解くためには、要件が終わったら自分から一度切り上げることもポイントです。
また、彼から返信がきても、舞い上がって長文のメッセージを送るようなことは避けること。すぐに返信するのではなく、返信頻度も相手に合わせるようにしましょう。
焦らずにゆっくりと関係を築き直す
彼との復縁を叶えるには、焦らずにゆっくりと関係を築き直すことが大切です。
冷却期間を経てあなたへのネガティブな感情が薄れたとはいえ、すぐに復縁を迫られては彼も受け入れてくれることはないでしょう。
この時点ではまだ、「別れるに至った原因がちゃんと改善できているのか」「復縁しても前と同じように別れてしまうのではないか」と、不安な点の方が大きいのです。
もう一度恋愛対象として見てもらうには、時間をかけて彼からの信頼を取り戻さなければなりません。友達としての関係を深める過程の中であなたの成長した姿を見せることができれば、彼も復縁について前向きに考えてくれるようになるはずです。
冷却期間を設けるデメリットも知っておこう
冷却期間を設けることには、デメリットも存在します。必ずしも復縁が叶うわけではないことも知っておいてください。
気持ちが完全に冷めてしまう可能性がある
冷却期間をおくことで、気持ちが完全に冷めてしまう場合があります。
冷却期間は、お互いが冷静になるための期間です。距離をおくことで相手の大切さを再認識するきっかけになりますが、一方であなたへの興味を失ってしまう可能性もゼロではありません。
彼の気持ちが完全に冷めてしまった場合、復縁を目指すのは難しくなるでしょう。だからこそ、心境の変化を見極める必要があるともいえます。
相手に好きな人ができてしまう可能性がある
冷却期間中に、相手に好きな人ができてしまう可能性も否定できません。
そもそも別れた状態にあるわけですから、誰を好きになろうと彼の自由です。あなたが口をはさむわけにもいかないので、もどかしい思いをすることもあるでしょう。
また、相手に好きな人どころか新しい恋人ができる可能性も充分ありえます。復縁をあきらめなければいけない状況になることも、考えておいてください。
まとめ
冷却期間中の男性心理の変化について、イメージしていただけましたでしょうか。
- 【冷却期間直後】自由や開放感を感じている
- 【冷却期間2週間後】相手が今何をしているか気になる
- 【冷却期間1ヶ月後】寂しさを感じている
- 【冷却期間1ヶ月後以降】自分の言動に後悔を感じている
冷却期間中、時間が経つにしたがって別れを後悔するようになる男性は少なくありません。適切な期間をあけたのち連絡を入れてみれば、彼が受け入れてくれる可能性も高くなります。
また、復縁を目指すのであれば、冷却期間中の過ごし方も重要です。別れの原因と向き合い、彼がもう一度振り向いてくれるよう自分磨きに励みましょう。
冷却期間後にアプローチする際は、焦らずに一歩ずつ距離を縮めることを意識してくださいね。