アメリカ旅行の際にあると便利な持ち物や、必需品はいくつかあります。
アメリカでも買い揃えることは可能ですが、英語が分からない方は買うのに苦労する場合もあるため、事前に日本で用意しておいたほうが困りません。
今回はアメリカ旅行に持っていくべき持ち物9選を紹介します。
家族や友人とアメリカ旅行を企画しているならチェックリストに加えてみましょう。
パスポート・ESTA
まず忘れてはいけない必需品がパスポートです。
また、ただパスポートを手元に用意すれば良いわけではなく、有効期間が切れていないかも注意しましょう。
パスポートは5年や10年程度と有効期間は長いですが、有効期間の満了日間近になっていないかを確認しなければいけません。
初めてアメリカ旅行に行かれる方は、パスポートの申請と、その準備は早めにしておいたほうが安心です。
申請から受け取りについては、最大で3週間程度かかることもあります。
その他にも、ESTAによる申請を行う場合も注意が必要です。
ESTAも有効期限が存在し、それはパスポートの有効期限も関係してきます。
短期でアメリカ旅行に行かれる方はこの2つのチェックが重要です。
もちろん申請だけではなく、当日に置き忘れたりしないようバッグの中に早めに入れておきましょう。
クレジットカード
アメリカは日本よりもカード社会です。
そのため、様々な店舗でクレジットカードを利用することができます。
小さな個人商店でも使えたりしますので、アメリカのお買い物シーンでクレジットカードがあるととても便利です。
また、防犯面でもクレジットカードは役立ちます。
海外旅行へ行く際に、日本人はお金を持っていると目をつけられやすいですが、クレジットカードなら現金を持ち歩かなくても大丈夫です。
さらに、カード会社によっては補償制度もしっかりしているので、万が一のときも安心できます。
利便性と防犯面の2つで役立つのがクレジットカードのため、海外旅行の際には活用していきましょう。
ちなみに、クレジットカードは複数の国際ブランドのものを用意すると安心です。
VisaやMastercardなどシェア率の高いブランドなら、取り扱いが無くて決済できなくなることも減ります。
現金
アメリカにはチップという日本には無い文化があります。
サービスを利用した際に、それらのチップを渡すことが一種のマナーとなっています。
払うシーンは宿泊するホテルのベッドメイキングの他、レストランやカフェなどの飲食店、ツアーガイドやタクシーと幅広いです。
金額は1ドルや2ドル程度で済む場合も多いですが、支払うチップは基本的に現金のため、アメリカ旅行に行く際は多少の現金も用意しておく必要があります。
チップを渡さなくても罰金を取られたりはしませんが、良いサービスを受けたい場合はあったほうが良いです。
また、多くのお店がクレジットカードに対応していますが、稀に対応していないお店やサービスもありますので、その際にも現金が活躍します。
航空券(eチケット)・ホテル予約確認書
出発するにあたって無ければ困るものが航空券やホテル予約確認書です。
飛行機を使う場合も航空券が無ければ搭乗させてもらえないので、必ず持参するようにしましょう。
また、eチケットを使う場合も早めの準備が大切です。
eチケットはプリントアウトして使うものがありますが、直前にプリントアウトする時にスマホの電池が切れていたといったトラブルも考えられます。
飛行機の発着も時間によって決まっているので、搭乗時間直前になって慌てなくて済むように予め準備をしておくと安心です。
ホテル予約確認書も同様で、スムーズなチェックインをしたいなら忘れないことが大切です。
パジャマ
日本の旅館等では無料で利用することが出来る浴衣を提供している所もありますが、アメリカではそのような寝巻きの貸し出しは基本的にありません。
そのため、パジャマを持っていくと寝やすくなります。
普段着で寝る方法もありますが、パジャマと比べると普段着は寝心地が悪くなってしまうため疲れも取れにくいです。
遠方のアメリカ旅行へ行く場合、疲労も溜まりやすいので、パジャマを着て熟睡して疲れをとりましょう。
また、パジャマはアメリカの衣料品店でも販売されていますが、日本人の体型に合っていなかったり、日本人好みのものが見つからない場合もあります。
そのため、日本で揃えておく方が無難です。
歯ブラシ・歯磨き粉
日本国内のホテルでは、使い捨てで利用できる歯ブラシや歯磨き粉等のアメニティグッズを用意しているところが多いです。
しかし、日本のおもてなし文化が無いアメリカでは、それらのアメニティを置いていないことも。
国内旅行のつもりで行くと、朝ホテルで歯磨きをしようとした時に、歯ブラシが無くて困る可能性があります。
現地で困らないためにも、歯ブラシと歯磨き粉は持っていくと安心です。
ちなみに国際線の場合、歯磨き粉は液体として、持ち込み制限に引っかかる可能性があります。
100ml以上の容器に入った液体は持ち込み制限対象になることが多いため、歯磨き粉を購入する際はその点に注意しましょう。
心配な方は、トラベルグッズとして、歯磨きと小さな歯磨き粉がケースに入ったセット商品が販売されていますので、それを買っておくのも方法です。
スリッパ
歯磨きや歯磨き粉と同様、無料で使えるスリッパがおいてないホテルもアメリカでは大半です。
日本の場合、部屋の中に入るときは玄関で靴を脱ぎますが、アメリカでは玄関で靴を脱がずそのまま部屋の中に入ります。
そのような文化的な違いもあって、日本のホテルでは当たり前のように置いてあるスリッパがなかったりします。
アメリカの文化に合わせて、部屋に入っても靴を脱がず生活をする方法もありますが、靴を脱がないと足が休まらないと感じる日本人の方もいます。
旅先での快適さを追求するなら、スリッパも一組持参しておくとホテルでの生活が楽になります。
日焼け止め・帽子
アメリカ旅行中に屋外でのレジャーを予定している方が持参すると良いアイテムが、日焼け止めや帽子です。
アメリカも日差しや紫外線が強いため、日焼けをしたくない方や将来的にシミやシワが出来るのが嫌な方は日焼け止めを塗りましょう。
また、紫外線対策の他に熱中症対策として帽子は活躍します。
NYは夏のアクティビティも多く、その時期に合わせて旅行される方はこの2つを準備しておくと安心です。
ポケットWi-Fi・海外用SIMカード
アメリカ旅行中にSNSを更新したい方や、ネットを快適に使いたい方はポケットWi-Fiや海外用SIMカードも準備しましょう。
特にアメリカはフリーWi-Fiも普及していて、ショッピングセンターや公園等の様々な施設で利用することができます。
ただ、暗号化されていないフリーWi-Fiはセキュリティー面で心配もあります。
通信を盗聴されたり、覗き見されたりするのが心配な方は、自前で準備したポケットWi-FiやSIMカードが安心です。
また、フリーWi-Fiは速度面で有料のものと比べると遅い場合もありますので、通信速度を気にするなら速い海外用SIMカードを契約や購入しておきましょう。
備えあれば憂いなしのアメリカ旅行
異文化の地へ旅行に出かけるときは、現地の文化を学んだ上で、持ち物を工夫することが大切です。
国内旅行とは勝手がかなり違ってきますので、今回紹介した必須アイテムや、持っておくと良い品を持参して快適なアメリカ旅行にしていきましょう。
また、現地調達しにくいものほど、持っていくと「あって良かった」となります。