女性が夜行バスに乗るときに注意したいこと!バスを選ぶポイントと必需品など紹介

夜に寝ながら目的地まで移動でき、安いプランもあるのが夜行バスの魅力です。ただ、夜中のバスというと、女性の方によっては不安を覚えてしまう方もいます。

そこで、今回は女性が夜行バスに乗るのは危ないのか、危なくないのか解説します。

また、夜行バスに女性が乗る際の注意点や利用方法についても触れていますので、これから夜行バスに乗ろうか迷っている女性は目を通しておくと安心です。

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女性が夜行バスに乗るときに注意したいこと

痴漢から身を守る

女性が夜行バスを利用する際は痴漢に注意しましょう。夜行バスは夜間にバスが走るので外は真っ暗です。バスに照明はついていますが、睡眠される方のために走行中は一時的に照明が薄暗くなることもあります。

痴漢にとっては、暗い環境は好都合ですので要注意です。

また、暗い環境に加え、睡眠中は体を痴漢に触られても、気付けない可能性もあります。その他、痴漢に触れられなくても、盗撮されてしまう可能性もあるため、特に女性の方は用心しなければいけません。

盗難を防止する

痴漢や盗撮の他に盗難にも注意です。薄暗い環境は泥棒されても気付きにくくなります。座席間隔が狭い夜行バスだと泥棒もしやすくなってしまいます。

また、乗客の中に必ず泥棒がいるとも限らず、サービスエリアで待機している場合もあります。バスがサービスエリアにいる時間だけを狙う泥棒の場合、バスが発車してしまったら犯人の特定も困難です。

また、夜行バスは薄暗いこともあり、泥棒の現場を目撃しても、犯人の顔が暗くてよく見えないことも考えられます。高価な貴重品を身に付けて乗らないようにするか、肌身離さず携帯するようにしましょう。

車内の乾燥対策をする

夜行バスでは車内の空調が女性にとって厳しい場合もあります。冬場なら暖房による肌の乾燥に注意です。肌が乾燥してしまうと、痒くて眠れなくなってしまう人もいます。保湿クリームやリップクリーム等で対策しましょう。

そして、基本的に夜行バスの空調は一括管理され、乗客が温度や設定を個別に変えられません。変えられるとしたら空調の吹き出し口の角度くらいです。その点を踏まえ、夜行バスの乾燥対策をする必要があります。

女性が夜行バスを選ぶポイント3選

1.女性専用車両を選ぶ

女性に最適な夜行バスは女性専用車両タイプです。専用車両は1フロアが全て女性専用のタイプと、バスの一部が女性専用エリアになっているタイプがあります。

また、女性専用車両なら周りが女性だらけですので、男性の目を気にしなくて良くなるのもメリットです。男性を意識しない服装で乗れます。

2.仕切りカーテン付きの座席を選ぶ

もう一つ、あると便利なものが仕切りカーテンです。仕切りがあることで他の乗客の視線をシャットアウトできます。更に、隣の乗客の臭いも防げますので、悪臭対策にもなります。

自分と隣の間に、たった一枚布があるだけで泥棒や痴漢対策になるため一石二鳥です。泥棒はカーテンを触らないと近付けず、仮にカーテンを開けようとしたら音がしますので、それで気付ける場合もあります。

3.盗難対策をする

盗難対策は色々とありますが、まずは荷物の貴重品を減らすことが大事です。貴重品が無ければ泥棒も盗むものが無くなります。

そして、もう一つの対策は鍵を活用する方法です。大事なものに南京錠をかけておけば、泥棒が盗みにくくなります。

また、バッグを夜行バスに持っていく予定の方は、泥棒が物色できないように、中身が見えないタイプのバッグを選ぶ手もあります。

女性におすすめ!夜行バスの必需品4選

1.イヤホン

音に対するストレスを減らせる夜行バス必需品がイヤホンです。睡眠やウトウトしたい時に、周りの音を別の音楽で紛らわせることが出来ます。更に夜行バスの中で、音有りでスマホを操作したい時にも便利です。音楽を流さなくても耳栓代わりにもなります。

2.保湿剤付きマスク

乾燥対策かつプライバシー保護の両方を担ってくれるのが保湿剤付きマスクです。バスの中で誰かに寝顔を盗撮されても、マスクをしていれば素顔は隠せます。

3.アイマスク

真っ暗でないと寝られない女性にアイマスクは最適です。アイマスクをすれば、周囲から入ってくる光の刺激を減らせるため、入眠がしやすくなったりします。またバスの照明が暗くなっても、トンネルの走行中はトンネルの照明が目に入ってきます。アイマスクがあればそれも防げます。

4.ネックピロー

夜行バスで眠りやすくしてくれるアイテムがネックピローです。ネックピローは寝ている時の肩や腰の負担軽減もしてくれます。また、座椅子が体に合わなかったときは、首に巻かないで腰に入れて簡易的なクッション代わりとしても使えます。

夜行バスで旅をするメリットは?

費用が安い

夜行バスは費用の安さが大きなメリットです。旅行の際の交通費を浮かしたいときに有効な手段となります。交通費を節約できれば、余ったお金でグルメを楽しんだり、お土産代金にしたりすることができます。

基本的に移動中はシートの上で過ごすことになりますが、バスでの移動が苦にならないなら安上がりな夜行バスも活用しましょう。また、旅行会社の中には夜行バスで行く格安ツアーも用意しています。

時間を有効に使える

もう一つの夜行バスのメリットは時間を有効に使えることです。他の乗客の迷惑にならない範疇で、移動中に本を読んだり、スマホを弄ったりすることが出来ます。

また、移動中にシートを倒して睡眠を取ることが可能なバスもあり、移動時間を睡眠時間にし、起きてスッキリした状態で旅先のレジャーを楽しむことも可能です。

例えば、体力を使うスキー旅行で夜行バスが活躍してくれます。移動時間が体力回復の時間になりますので時間が無駄になりません。

夜行バスで旅をするデメリットは?

疲労感が強い

背もたれを倒して睡眠できるシートを持つ夜行バスなら体力回復できますが、そうではない夜行バスだと、長時間の運行で疲労を感じてしまうこともあります。また、体力的に疲労しなくても、普段夜行バスを利用した経験が無い方は周囲の人に気を使って気疲れしてしまうこともあります。

夜行バスに使用されるバスは色々なグレードがあり、格安のものはシート間隔が狭かったりするので注意が必要です。

移動に時間が掛かる

移動時間が長くなりがちというデメリットもあります。長くなる理由については、まず乗客の安全を守るため安全運転で運行するからです。更に、長距離を移動するトイレが付いていない夜行バスでは、途中でトイレに行きたい人のために、サービスエリア等で停まることもあります。

夜行バスは複数の乗客が一斉にトイレ休憩を取りますので、自分はもう出発して良くても、他の人が戻るまで待たなければいけません。また、旅客自動車運送事業運輸規則により、運転手の休憩時間も定められています

隣の人がうるさいと睡眠不足になる

他の乗客に左右されるデメリットもあります。オーソドックスな格安バスの場合、真ん中に通路があり、左右に2席ずつシートが配置される形です。相席で座ることが多く、隣の人がうるさいと眠れず睡眠不足になってしまう恐れもあります。

座席指定は出来ても、隣に座る乗客の指定は出来ませんので、こればかりは運になってしまいます。

ちなみに、一人で2席分のシートを利用できるダブルシートシステムを採用している夜行バスもありますが料金は割高です。

対策をして安全に夜行バスに乗る

夜行バスは危険もありますが、対策をすればそれらの危険を減らして安全に乗車できます。

女性なら女性専用車両有りのバスや、カーテン付きのバスなど、バス会社の便利なサービスを活用しましょう。

ちなみに、旅行シーズンはダブルシートも女性専用車両も予約で一杯だと乗れないこともありますので、早めに予約を入れておくと安心です。

記事の執筆者
LS編集部

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