スキンケアにはどのような効果が期待できるでしょうか?
スキンケアに期待される効果を知っておけば、スキンケア選びを間違える心配がありません。
スキンケアは使う種類によって効果は大きく異なります。
どのスキンケア商品を購入すればいいかわからない人も、役割を知れば自然と自分に必要なものが分かるようになるでしょう。
今回の記事では、スキンケアの種類別の効果から、効果を感じられるまでの期間について解説していきます。
種類によって効果は変わる?
スキンケアには、
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
- 美容クリーム
とたくさんの種類があります。
これらにはそれぞれの役割があるため、期待できる効果は様々です。
そのため、スキンケアをする時は、化粧水だけ、乳液だけではなく、組み合わせて使うのが大切です。
また、化粧水の中でも種類はたくさんあります。
化粧水であれば何でもいいわけではなく、肌に合うもの、合わないものを見極めなければなりません。
乾燥肌の人は乾燥肌用、オイリー肌はオイリー肌用と肌タイプによっても種類は異なります。
自分の肌の悩みや肌タイプに合うスキンケア化粧品を購入するようにしましょう。
スキンケアにはどのくらい期間が必要?
新しいスキンケア商品にした時、効果が出ているのか分からず不安になる時もありますよね。
一般的に28日が目安
口コミや友達から勧められて良い化粧品を購入した時は、特に効果が気になるでしょう。
しかし、スキンケアはすぐに効果が出るものではありません。
薬のような即効性は期待できないので、変化を感じるまで待つ必要があります。
ターンオーバーという言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
肌が生まれ変わるまでの期間、新しい肌に変わるサイクルを意味します。
ターンオーバーは正常に働いている人でも、28日かかると言われています。
新しいスキンケア商品を使ってから約1ヶ月待たなければ、スキンケアによる肌への効果は実感できないということです。
肌トラブルを起こしている場合や、肌状態や年齢によってはもっと時間がかかる場合もあります。
3カ月くらいは様子を見る
「1ヶ月待ったから効果が期待できるはず」と日数を気にしすぎないようにしましょう。
まずは、3ヶ月様子を見るくらいが丁度良いです。
どんなスキンケア用品を使う時も、長い目で見るようにしましょう。
ブースター化粧品に期待できる効果は?
プレ化粧水や導入美容液など、通常のスキンケア用品にプラスして、ブースター化粧品が販売されています。
ブランドによっては、スキンケアセットの中にブースター化粧品が入っている場合もあります。
浸透力を高める効果がある
ブースター化粧品には、その後のスキンケア化粧品の浸透力を高める効果があります。
肌の角質層を柔らかくしてくれるので、通常よりもスキンケア用品を肌の奥へと浸透されてくれます。
正しい順番で塗ることが大切
ブースター化粧品の正しい塗り方は、洗顔・クレンジング後すぐに塗ることです。
順番を間違えてしまうと、効果が発揮されないので気をつけましょう。
ブースター化粧品は種類がたくさんあるので、迷ってしまいがちです。
乾燥肌の人は、アルガンオイルを使えば肌に負担をかけずに保湿できます。
ブースター化粧品も自分も肌に合うものを使いましょう。
化粧水に期待できる効果は?
肌を保湿する効果がある
化粧水に期待できる効果は、保湿です。
その名の通り、水分を使って肌に潤いを与えるのが、化粧水の一番の役割です。
肌は乾燥状態にあると外部からの刺激を受けやすく、肌が傷つきやすくなります。
人間の60%が水分でできていると言われているだけあり、水分がなくなると肌は不健康になります。
化粧水は肌に与える栄養剤のようなものなので、スキンケアの中でも欠かせません。
スキンケア用品を肌に浸透させる効果がある
また、化粧水にはその後のスキンケア用品を肌に浸透させる効果もあります。
ボディークリームを塗っても肌が潤わない、乾燥が続くという人は、化粧水を塗ってからボディークリームを塗ってみてください。
通常よりもボディークリームが肌に浸透してくれます。
化粧水に期待できる効果は他にもあります。
肌をリフトアップする効果がある
ただ保湿するだけではなく、リフトアップも期待できるのです。
ハリ成分を含んでいるものや、たるみを防止することに特化した化粧水が、肌を引き上げてくれます。
年齢と共に気になり始めた時や、気になり始める前からケアしておけば、たるみにくい肌を作れるでしょう。
美白効果配合のものもあり、化粧水だけでも様々な肌の悩みを解消してくれます。
化粧水は肌の土台作りとして欠かせないものです。
化粧水がしっかり塗れているかどうかで、その後のスキンケアの効果も変わります。
スキンケアの中で、一番重要だと言えるでしょう。
土台をしっかり作るためにも、化粧水の塗り方は意識するようにしましょう。
乳液やクリームに期待できる効果は?
化粧水の効果を持続させる
乳液やクリームには、化粧水のうるおいを肌に閉じ込める役割があります。
肌に蓋をするようなイメージです。
夏場はベタつくから化粧水だけつけて終わらせる方もいますが、化粧水だけではうるおいがすぐに逃げてしまいます。
水分はすぐに蒸発してしまうので、塗った瞬間は潤っていても1時間もすれば化粧水の効果は消えてしまいます。
乳液やクリームには油分が含まれているため、肌に塗ることで薄い膜を作れます。
自分は脂性だから、にきびが多いからといって、乳液やクリームを疎かにしてはいけません。
せっかくのスキンケアの意味がなくなってしまいます。
適量使用で肌荒れもしない
つけすぎず、適量を肌にしっかりと浸透させれば、ニキビができることはありません。
それでも気になる方は、ニキビ肌用、オイリー肌用の乳液やクリームを使いましょう。
肌タイプにあったものを使えば、ベタつく心配もなくなります。
物によっては、塗った後もサラサラな状態が維持できます。
しっとりタイプではなく、さっぱりとしたタイプのものを購入しましょう。
美容液に期待できる効果は?
美容に特化した効果がある
美容液には、美容に特化した効果があります。
通常スキンケアは化粧水と乳液だけで完結します。
肌に必要な成分を与え、それを肌に閉じ込めてスキンケアできるからです。
美容液はそれに加えて、美白にしたい、シミやそばかすを改善したい、肌をもちもちにしたいと言った悩みを改善してくれます。
肌にプラスの効果がある
美容液は、肌にプラスの効果を与えたい人に最適なスキンケア用品です。
通常のスキンケア用品だけでは補いきれない栄養素や潤いを与えてくれます。
化粧水と乳液だけでは潤いが足りない、しみを改善したいなど悩みがある人が使いたいものです。
スペシャルな時だけ使われる方もいますが、毎日の習慣にして塗るのが効果的です。
美容液の種類は様々ですが、自分が望む効果が期待できるものを選ぶようにしましょう。
まとめ
それぞれのスキンケア用品別に、期待できる効果について見てきました。
- 化粧水
- 乳液・クリーム
- 美容液
- ブースター化粧品
それぞれの効果がわかりましたね。
スキンケア用品がたくさんありすぎて迷っていた人も、選ぶ際の参考になったかもしれません。
スキンケア用品は役割ごとに正しい使い方をすれば、着実に肌を健康的にできます。
自分に必要なスキンケア用品を知って、正しいスキンケアをしましょう。