【スキンケア用】日焼け止めの選び方は?タイプと効果的な使い方も紹介

紫外線は、梅雨が始まる前から8月の終わりまでが非常に高いと言われています。

そのため、春から夏にかけての時期にのみ日焼け止めを使用する方も多いですよね。

ですが、紫外線は一年中私たちの肌を襲っています。

秋や冬も日焼け止めを使用し、肌を守ることが大切なのです。

「でも種類も多いし、自分に合う日焼け止めが分からない」

「正しい日焼け止めの塗り方が分からない」

そう悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

では早速、日焼け止めについての様々な情報をご紹介します。

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日焼け止めのタイプと特徴は?

スプレーのタイプ

スプレータイプの日焼け止めは体に振りかけた直後は水のような触感で、その後サラサラとした使用感へと変わっていきます。

髪や頭皮への使用が可能なものがあるという特徴もあります。

ただ使用時に周りに飛び散ってしまったり、他の日焼け止めより塗りムラが多くなるというデメリットも。

身体に吹きかけるだけでなく、手のひらで馴染ませるようにまんべんなく塗り広げることがポイントです。

ジェルタイプ

ジェルタイプの特徴は、使用感がサラッとしていてベタベタしないということです。

石けんで落とせるものが多いのが特徴。

デメリットとして保湿力が少ないものがあり、乾燥肌でお悩みの方はしっかり保湿できるものを調べてから購入しましょう。

伸びもよく少量で使用できるので、コスパが高いのも魅力です。

ローションのタイプ

ローションタイプの日焼け止めは、とろみのある化粧水のような液体タイプなのでとても塗りやすい。

使用後にも違和感を感じることが少ないのが特徴です。

PAやSPF値が低いことと、汗などの水分で落ちやすいところがデメリットです。

ジェルタイプのもの同様、石けんで簡単に落とせます。

選ぶ際は、保湿成分が入っているものにすることが大切です。

ミルクタイプ

乳液タイプとも言われるミルクタイプの日焼け止めは、化粧下地として使えるものが多いのが最大の特徴。

朝、なかなか時間が取れないという女性にオススメです。

しかし、肌触りがベタベタしてしまうことがデメリットといえます。

保湿効果が高く乾燥肌の方も使いやすいのに加え、もちが良いのも魅力です。

クリームタイプ

クリームタイプの日焼け止めは、肌をしっかりとカバーしてくれる上に崩れにくいのが特徴です。

肌にしっかり密着してくれ、しっとりとした優しい使用感を楽しめます。

デメリットとしては、石けんで簡単に落とすことが難しいのでクレンジング料を使って丁寧に落とす必要があるということ。

油分が多く含まれているためニキビ肌の方は使用を控えた方が良さそうです。

パウダータイプ

メイク後の肌の上からでも使えるパウダータイプの日焼け止めは、なんと言ってもメイク直しを兼ねて使用できるという点が魅力です。

持ち運んで外出先で塗り直したいという方には、プレストタイプ(パウダーを固めたもの)がオススメ。

デメリットを挙げるなら、単品だけでの使用では効果が低いというところ。

顔に塗る場合は日焼け止め効果のある下地やBBクリームの上から使用し、体に塗る場合は塗るタイプ(ジェルやミルクなど)の日焼け止めと併用して使用しましょう。

スティックタイプ

片手で塗れて、持ち運びもしやすいスティックタイプの日焼け止め。

パウダータイプのもの同様、メイク後の肌の上からでも使えるのも特徴です。

外出時に、手を汚すことなく塗り直しがしたい場合に重宝されています。

ただし、全身に塗る際は時間が掛かるのがデメリット。

時間がないときの使用は、塗りムラに注意しましょう。

日焼け止めの選び方は?

どうせなら自分の肌に合った日焼け止めを使いたいですよね。

そこで、オススメの日焼け止めの選び方をご紹介します。

肌へのダメージが少ないものを選ぶ

「数値が高いほど効果がありそう」

と言って、日常的にPA++++やSPF50+などの日焼け止めを使っていませんか?

PAやSPFなどの数値が高いほど、肌へのダメージも大きくなっていきます。

日焼け止めは、シーン別に選ぶことがとても大切。

日常生活の中で使用するならPA++・SPF20程度でも十分効果があります。

更に最近ではPA++++やSPF50+といった高数値の日焼け止めでも、低刺激のものが増えつつあります。

アウトドアなど野外で長時間活動する際はスキンケア成分が多く含まれているものや、無添加・無香料などといった肌に優しい商品を選んで使用しましょう。

敏感肌向けのやさしいケアを選ぶ

敏感肌の方は肌に優しい日焼け止めを選ぶことが大切です。

ノンケミカル(紫外線散乱剤)の日焼け止めや、無添加や無香料、無着色で低刺激のものを使用することで紫外線から肌を守りつつ肌荒れの心配も大きく軽減されます。

そして日焼け止め用のクレンジングは肌への負担が大きいので、石けんやお湯のみで洗えるものを使用することもオススメです。

ジェルタイプのものは乾燥しやすいので、なるべく選ばない方が良さそうです。

紫外線の防止効果で選ぶ

紫外線は二種類あるのをご存知でしょうか?

UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)があり、UVAはシワ・シミ・たるみの、UVBは日焼けやシミの原因になると言われています。

そのUVAとUVBから肌を守ってくれるものが、PAとSPFなのです。

PAはUVA(紫外線A波)が、SPFはUVB(紫外線B波)が及ぼすダメージを防ぐ効果の指標です。

数値の最大値はPA++++とSPF50+で、数値が高いほど効果が高くなっています。

ですが先ほども述べたとおり、紫外線防止の効果が高い分、その成分などで肌がダメージを受けることもあります。

あまり外出しない日は数値が低いものを、外で長時間活動する日は数値の高いものをというように使い分けて肌を守りましょう。

日焼け止めの効果的な使い方は?

2~3時間を目安で使用

一度塗った日焼け止めは汗や皮脂などの水分や、洋服やハンカチなどに触れるたびに落ちていきます。

汗や皮脂は常に少量ずつ体から出ているため、自覚がなくても日焼け止めは落ち続けているのです。

そのため、2~3時間に一度は日焼け止めを塗り直すことが推奨されています。

塗り直す際は、ティッシュなどで汗や皮脂を軽く拭き取ってからにしましょう。

そうすることで塗り漏れやよれを防いでくれます。

天気や季節に関係なく使う

天気や季節を問わず、紫外線は常に地上に届いています。

夏以外や天候の悪い日は日焼け止めを塗らないという方も多くいらっしゃると思いますが、肌のことを考えると一年中日焼け止めを使用することがベストです。

日焼け止め成分の入った化粧下地などを使うことで、日常的に肌を守る癖をつけましょう。

塗る順番に気を付ける

洗顔~メイク完了までの間に日焼け止めを塗る際は、化粧水と乳液で肌をしっかり保湿する。

日焼け止めを塗り、その後下地・ファンデーションの順で化粧を始めていきましょう。

下地はファンデーションの直前に塗る方が化粧ノリも良くなる。

日焼け止めの上に下地やファンデーションを塗ることで紫外線から肌を守る力がパワーアップします。

例外として下地やファンデーションの上から塗るパウダータイプや、メイクをした肌の上から塗るスプレータイプもあります。

使用する日焼け止めのタイプに合わせて使い分けましょう。

使用期限に気を付ける

日焼け止めは「開封から一年以内に使い切る」ことが大切。

一年以上前に封を開けた日焼け止めを使用すると、肌にトラブルが起きる可能性が高まります。

毎年新しい日焼け止めを購入し、トラブルを防ぎつつ紫外線から肌を守りましょう。

日焼け止めの塗り方(顔)

顔に日焼け止めを塗る際に大切なのは、額・鼻・顎・左右の頬に日焼け止めを乗せ、そして優しく馴染ませること。

塗りムラがないように、指で顔全体に塗り広げていきましょう。

手の平に日焼け止めを乗せて、擦り合せてから顔に塗り広げるのは実は間違い。

日焼け止めが手の平に吸収され適切な量を顔に塗ることができないのと、塗りムラも増えてしまいます。

まとめ

日焼け止めは、様々なタイプのものがたくさん存在しています。

肌質や使用感、そしてシーンに合わせて使い分けることが肌をしっかり守るために大切なのです。

一年中降り注ぐ紫外線から肌を守るためにも、自分に合った日焼け止めを正しい方法で使用していきましょう。

自分に合った日焼け止めをシーンに合わせて使い分け、日焼けやシミ・シワ知らずの肌を作りませんか?

記事の執筆者
LS編集部

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