調剤薬局事務は自宅から通いやすい立地で仕事先を見つけやすく、安定した就職先ということで人気の高い職業です。
その分競争率が高くもあるため、即戦力になれるというアピールのためにも、調剤薬局事務についての知識やスキルを持っておくと良いでしょう。
そこで今回は、日本医療事務協会の調剤薬局事務講座について見ていきます。
調剤薬局事務とは?
調剤薬局事務講座 | |
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スクール名 | 日本医療事務協会 |
料金(税込) | 32,780円〜 |
学習期間 | 1ヶ月〜 |
学習方法 | テキスト・添削課題 |
目指せる資格 | 調剤薬局事務検定試験 |
資格試験 | 在宅 |
おすすめ度 |
調剤薬局事務とは、調剤薬局独特の事務手続きに関する資格です。
調剤薬局で処方箋を預かる受付の仕事や会計、月に一度のレセプト作成及びその確認などの他分野の事務では行わない作業に関する知識やスキルが身につきます。
また、広範囲に及ぶ医療事務と比べて学習範囲が薬関係に限られるため、学習の負担は軽減されるのもポイントです。
手に職をつけたい、転職しやすい職業に関する資格が欲しいという女性に人気が高い資格でもあります。
働きやすい職種
調剤薬局の数はコンビニ以上とも言われるほど多く、自宅付近の通いやすい立地で職場を探すときに有利です。
また、レセプト業務以外では残業になることもほとんどなく、家事や育児との両立もしやすいでしょう。
主な業務内容は
- 処方箋やお薬手帳を預かる受付業務
- 薬の代金から窓口負担額を計算して受け取る会計業務
- 調剤報酬の保険負担分を社会保険等の運営団体に請求する請求業務
という3つに分かれます。
数人のスタッフで作業を行う調剤薬局の場合には事務員が1~2人しかいないところも多いため、これらすべての作業を正確・迅速に行える人材が求められます。
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学習するメリットは?
未経験でも目指しやすい
医療系の事務員としては、医療事務と調剤薬局事務の2つが女性に人気ですが、必要な知識やスキルにはかなり違いがあります。
医療事務の場合は、検査や診察、注射、投薬、手術、入院など確認する項目が多く、それぞれについて知る必要があるため、一から学習するときにかなり負担が大きいです。
一方、調剤薬局事務は学習範囲が薬に関する内容に限られており、実務上は薬局の近くにある病院の診療科が中心となるため、学習しなければならない内容がかなり少なくなります。
そのため、未経験者でも短期間で資格を取得しやすく、家事や育児に忙しい人や仕事をしている人でも目指しやすいのがメリットです。
ニーズが高まっている
資格を取得出来たら、やはりそれを活かして長期的に働きたいものです。
個人病院の場合、院長である医師が年齢などを理由に病院自体をやめる可能性があります。
調剤薬局でもその可能性はありますが、医師と比べて後継者を得やすい上、そもそも医薬分業で調剤薬局の数が増えたこともあって、近場で転職がしやすい状況です。
加えて、調剤薬局が増えたことで有能な人材を得るのが困難になっており、ニーズが高まっています。
そのため、就職しやすい資格ということでも注目されています。
働き方を選べる
女性の場合、結婚や出産、育児などで残業、休日出勤の多い仕事を継続することが困難なケースは十分に考えられます。
その点、調剤薬局事務は残業や休日出勤がほとんどない職場ですし、シフトを組んで休みを取りやすい環境にしているところもたくさんあります。
薬局が多いですから身軽な独身時代は正社員として働き、ライフスタイルが変わったら自宅近くのパートで働ける薬局に就職するなど、自分に合った働き方を選ぶことも可能です。
講座の特徴は?
短期間で学べる
こちらの講座では、調剤薬局事務に必要な医療保険と薬に関する知識、調剤特有の薬剤の計算方法、レセプトの作成方法を短期集中で学習可能です。
即戦力として活躍できるだけの知識とスキルを身につけることができ、通学コースなら3日間、通信コースでも最短1ヶ月で講座を終えます。
カリキュラムでは、薬剤の基礎知識や調剤技術料、薬学管理料などの専門的な知識が多く学べます。
未経験でも分かりやすいテキスト
こちらの講座ではオリジナルのテキストを用意しており、専門的でわかりにくい調剤薬局事務の学習内容を図や表を多用することで理解しやすくしています。
実務で苦労することの多いレセプト作成については、さまざまな事例を掲載した処方箋問題集を繰り返し解くことで自然に適応力が身につきます。
高い合格率
こちらの講座の最終目標は、日本医療事務協会が主催している調剤薬局事務検定試験の合格です。
全国の短大や専門学校、職業訓練校でも実施されている知名度の高い試験になります。
試験と聞くと不安に感じる方もいるかもしれませんが、講座で使用したテキスト類を見ながら解答することが可能です。
2021年度は合格率が91.8%と業界最高水準の結果を出しており、確実に資格を取りたいという人でも安心です。
受講生の口コミは?
こちらの講座は既に調剤薬局事務員として働いているものの、引継ぎが不十分で内容が全く理解できていないために受講したという人も多くいます。
既に働いている人にとっては、短期間で効率よく必要な知識を吸収できるこちらの講座が非常に役立ったという意見が多いようです。
それまで分からないままにしていた事務作業がより深く理解できるようになったという声が見られます。
その結果、作業中にどこに注意すべきか、どこを見直せば失敗を減らせるかなど自分で考えながら働けるようになり、薬局で重宝されるようになったという喜びの声もありました。
また、調剤薬局に就職したいために前もって受講したという人もいます。
働いたことのない調剤薬局の仕事がイメージしやすく、分からない点は何度も質問に答えてもらえたので落ちこぼれずに試験合格までたどり着けたという意見が見られました。
あらかじめ調剤薬局の仕事内容を理解していたため、就職活動中の面接でも適切な受け答えをすることができ、希望していた薬局に就職が叶ったという人も多かったです。
こんな人におすすめ!
調剤薬局事務は病院等で働く場合にはあまり役立つ部分がありませんが、調剤薬局で仕事をしたいという人にはおすすめです。
また、
- できるだけ時間をかけずに有益な資格を取得したい
- 何度も受験したくないので合格率が高く人気の高い資格を目指したい
といった人も、薬局の事務に興味があるのならばぜひ受けてみましょう。
年代を問わず利用することの多い場所なので、薬についてもっとよく知りたい、人の役に立つ仕事をしたいというときも学んでおいて損はない内容です。
安定した職種で自分のペースで働きやすいため、育児等で忙しい人も挑戦してみてはいかがでしょうか。
就活でも現場でも役立つスキル
調剤薬局事務についてあらかじめ学んでおくと、立地や雇用条件が優れている調剤薬局の就職先を見つけやすくなります。
調剤薬局は少人数で運営していることが多く、人員の入れ替えのために採用されることもあるかもしれません。
しかしこの講座を受けておけば、引継ぎが不十分な場合でもすぐに事務員として働けるのでおすすめです。
興味が湧いた方はぜひチャレンジしてみてください。
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