交際を続けていると、彼氏との関係がうまくいかなくなることもありますよね。
それが、喧嘩などによって生じた一時的なものであれば良いのですが、お互いにすれ違っている状態が長期化すると、交際自体を考えるようになります。
頭の中では、「これ以上付き合っていても仕方ない」とわかっていても、別れる勇気がなくて、ずるずると付き合い続けることもあると思います。
そもそも、彼氏と別れる勇気がない理由は、彼氏のためではなく、現状から変化することへの恐怖心から自分を守るために作ったものだったりします。
現状から変化することへの恐怖心を断ち、双方にとって、一番良い決断をするためには、どのようなことを意識して行動すれば良いのでしょうか?
ここでは、彼氏と別れる勇気がない時に役立つ、別れを決意して勇気を出すための方法について、詳しく見ていきたいと思います。
彼氏と別れる勇気が出ないのはなぜ?
彼氏と別れる勇気がない理由にはいろんな要因があります。
- 別れた方が良いと頭ではわかっていても、まだ好きな気持ちが残っているから
- 彼氏以上に自分を好きになってくれる人ができるかどうか不安だから
- 年齢的に、新しく彼氏を作って恋愛をすることへの不安があるから
- 交際年数が長くて、相手への情から別れるのは悪いなと思ってしまうから
- 交際年数が長くて、今更、別れを切り出すのが惜しくなっているから
- 自分には彼氏が絶対で、自分から別れを切り出すのはダメだと思っているから
大きく分類すると、相手への気持ちがまだ残っているパターンと、次の恋愛への不安があるパターンに分けられます。
相手への気持ちといっても、好きな気持ちだけではなく、相手にとって申し訳ないなと遠慮してしまう気持ちなども含まれます。
つまり、恋人への配慮の意味も含めて、自分の気持ちを押し殺しているパターンですね。
また、次の恋愛への不安がある場合には、相手本位ではなく、自分本位で別れを躊躇しているパターンであるといえます。
どちらにしても、別れを決断するまでに、罪悪感や恐怖心などの気持ちが邪魔をして、勇気が出ないものだと捉えることができます。
裏を返せば、この罪悪感や恐怖心などのマイナスな気持ちを払拭することができれば、別れる勇気が湧いてくるということになりますよね。
彼氏との別れを決意するためにも、相手とどうなりたいのか、自分の本当の気持ちを改めて確認することが重要です。
彼氏と別れる決意をするためにすべきことは?
彼氏と一緒に居るメリットを考える
彼氏と別れる決意をするためには、まず、彼氏と一緒に居るメリットを考えましょう。
本来であれば、彼氏と一緒に居るだけで自分も幸せになれるし、彼氏を支えるための労力を割いて喜んでもらえることにも幸せを感じるものですよね。
しかし、最初は良いなと思っていたメリットも、短所などのデメリットが目立ってくると、魅力が半減してしまいます。
そのため、デメリットが積み重なると、別れたいと思ってしまうようになるわけですね。
彼氏の短所を見ないふりして、自分を押し殺していたり、我慢し続けていませんか?
彼氏の言いなりになって、自分をないがしろにしていませんか?
自分自身が幸せでないのであれば、相手を幸せにすることはできません。
お互いが、ただ単に依存し合っている関係であり、無理をして付き合っているのであれば、別れを決意しましょう。
誰のために好きなのかを考える
「誰のために好きなのか」と問われると、誰のために好きとかないよ、と思ってしまうと思います。
それが普通の反応なんですが、彼氏と別れるのが怖い、今の関係を壊すのが嫌だと感じてしまうと、「彼氏がまだ好きなんだ」言い聞かせてしまうものなんですよね。
しかし、その気持ちは、「彼氏のために」好きなのではなく、「自分のために」好きでいたいという願望に過ぎません。
あなたが彼氏に抱いている気持ちは、純粋に好きだと思う気持ちからのものですか?
それとも、「自分のために」好きでいたいという気持ちからくるものですか?
自分の気持ちを確かめるためにも、それを自分に問いかけてみましょう。
別れをためらう原因を見つめ直す
「どうしても別れる決意ができない」とためらってしまう場合には、別れをためらう原因について、とことん突き詰めてみましょう。
あくまでも一例ですが、別れる決意ができない原因は以下のようなものが多いです。
- 別れ話を切り出すのが怖い
- 別れを切り出した彼氏の反応が怖い
- 彼氏と別れるのが怖い
- 彼氏と向き合うのが怖い
- 彼氏に不満をぶつけるのが怖い
- 新しい出会いを求めに行く勇気がない
大体の場合は、「別れ」に対して恐怖心を抱いている気持ちが大きいですね。
それらの恐怖心は、彼氏に依存している気持ちが大きいから恐怖を感じてしまうものなんです。
しかし、今は、恐怖心だけが大きくなっていますが、「別れ」を意識しているからこそ、「怖い」という気持ちが大きくなっているだけに過ぎません。
実際に切り出してしまうと、「怖い」と思っていた気持ちも、どんどん緩和されていきます。
恐怖心で自分の本心が見えなくなっている場合には、第三者に今の自分が抱いている気持ちをそのまま伝えて、気持ちを整理してみましょう。
自分の気持ちを整理することができれば、冷静に判断することができるので、別れを決意しやすくなるのでおすすめです。
双方のために一番良い決断をする
上記の過程を経て、最終的に「別れる」か「別れないか」を決断しましょう。
何回も何回も考えて、考え抜いて、第三者にも相談して、「別れる」という結果しか出ないのであれば、それが覆ることはありません。
時間を置いて考えたとしても、結果が同じなのであれば、それが二人にとって正解の選択だといえます。
だから、自分の決断に自信を持って、自分の正直な気持ちを彼氏にぶつけましょう。
彼氏と別れる勇気を出す方法は?
自分の気持ちを大切にする
彼氏と別れる決意ができたら、あとは、自分の気持ちを正直に伝えるだけです。
自分の気持ちを押し殺して、辛いと感じている気持ちを我慢して一緒に居続けることほど、自分の幸せをないがしろにしていることはありません。
自分の気持ちを大切にするためにも、今の気持ちをそのまま彼氏に伝えましょう。
第三者からの後押しをもらう
彼氏と別れる決意をした後、勇気を出すきっかけを作るのに有効なのが、第三者からの後押しをもらうことです。
自分一人で別れを切り出す心の準備をするのは大変ですが、緊張したりしんどいと感じる気持ちを第三者に吐き出すことで、少し緩和されます。
また、「大丈夫、〇〇なら言えるよ!」「〇〇の決断は間違ってないから自信持って!何かあったらすぐに言ってね!」と言ってもらえると、勇気が出ますよね。
このように、第三者からの後押しをもらうだけでも、気持ちの持ちようが全然変わってくるので、不安な気持ちはすべて吐き出してしまいましょう。
勇気を出すのは一瞬で良いと言い聞かせる
別れを切り出す勇気を出すのは、ほんの一瞬でいいんです。
「別れたい」というたった一言が言えないから、悩んでしまうものなんですが、「別れたい」という一言は1秒あれば言えてしまいます。
たった1秒、ほんの一瞬の勇気を出せば、今の辛い気持ちから解放されると考えたら、ほんの一瞬くらいなら頑張ろうかな、という気になりますよね。
「これが終わったら、辛い気持ちから解放される!」「自分がしたいことを思いっきり楽しもう!」くらいの気持ちで臨むと、別れを切り出しやすくなりますよ。
自分の決断は双方にとって良いものだという自信を持つ
別れを決意した理由は人によって様々ですが、考えに考え抜いて出した結論であれば、それが正解です。
ましてや、第三者に相談もして、冷静に考えて、最終的に別れることを選択したのであれば、自分の決断に自信を持って良いと思います。
そもそもとして、どちらか一方が「別れたい」と感じた時点で、二人の関係性を修復するのは難しいのが現実だと思います。
無理をして一緒に居続けることほど、自分にとっても相手にとっても、良いことではありません。
自分が決断したことに自信を持って、冷静に自分の気持ちを相手に伝えることが重要です。
お互いのためにも「別れる」勇気を出そう
彼氏を大事に想う気持ちがあるからこそ、別れる勇気が出ないのはよくわかります。
しかし、彼氏のために別れる勇気が出ないのではなく、「彼氏に別れを切り出すのが怖い」「新しく出会いを求めるのが怖い」という自分のための気持ちが隠れています。
中途半端な状態で、彼氏を想い続けることほど、相手に失礼なことはありません。
「別れたい」という気持ちを押し殺して一緒に居るのではなく、自分を好きでいてくれる彼氏のためにも、自分の気持ちを正直に伝えましょう。
それが、結果的には彼氏のためだけではなく、自分のためにもなります。